2009年4月 4日 (土)

《声の会》第5回自主公演を見てきました!

今日は、彩の国さいたま芸術劇場小ホールで行われた《声の会》第5回自主公演「ヴィヨンの妻でございます」を見てきました。 
妻の同僚だった小塚三郎先生(私は現代国語を教わったのですが)が出演しているということを、やはり同僚だった書道の平野滋通先生から伺ったので、久しぶりに小塚先生にお会いしたいなあといってみることにしました。

「声の会」は、”生活クラブ生協の呼びかけで、声を出して読むことを楽しもう、と約20名の老若男女が集まって発足”した会だとか。

プロという集団ではないけれど、一生懸命さはよく伝わってきました。

まあ、なにより、昔の小塚先生を知っている者としては、先生の声の良さにビックリ。

なんだかこれまで知らなかった小塚先生を知った気がしました。

舞台とかを見て、それまでのイメージが変わる人っていますよね。

小塚先生は、やはり小塚先生でしたけれど、どこか違う小塚先生であったことも確かです。

そう言えば保育園に通っていた長男の努は、運動会の演技にあった花笠音頭をまったく踊らず、曲が流れている間中ただ突っ立っていたことで有名になったほどでしたが、中学での内気でいじめられていた時期を通り過ぎて、今ではドイツのミュンスターでトップスタートして踊っているわけですから、人は変われば変わる者ですね。

うちのカウンセリング研究所でよく話題になる「潜在意識」っていうやつの仕業ですかねえ…。

「声の会」の公演でちょっと残念だたのは、朗読のテンポがちょっと速かったこと。

太宰治の作品ですが、テンポが速いので、語られた台詞から頭の中にイメージするよりも早く進んでしまい、ちょっとついていくのがしんどかったんです。

ついていけなくなると、中身を放棄して、声をただの音として聞くことになってしまうので、やや退屈になり眠くなってしまいますよね。

周りを見たら、けっこう寝ている人も多く見受けられました。

後半からは、調子が出てきたのか引き締まった舞台になり、とてもおもしろく鑑賞させてもらったんですが…。

どうも、子どもが舞台をやっているので、評価が辛めになってしまいます。

すみません。

何はともあれ、お元気そうな小塚先生にもお会いしましたし、久しぶりの舞台鑑賞で楽しいひとときを過ごさせてもらいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月28日 (水)

歌舞伎座改築

歌舞伎座の老朽化が進み、改築するそうです。

何度か歌舞伎座にも足を運びましたが、歌舞伎の中身もさることながら、あの建物には何か感じるものがありました。

今度は、高層ビルになっちゃうとか…。

全体が高層ビルになるのはいいけれど、今までの建物をほぼ忠実に復元しようとした所有者の松竹に対して、石原知事が「銭湯みたいで好きじゃない」って言ったことで、デザインが変わって、モダンなガラスを多用した作りになったとか。

イラストも新聞に載っていたけれど、これでホントにいいのっていう感じ。

たしかに寺社といった類の文化財ではないので、立て替えのたびに新しいものになるっていうことを頭ごなしに否定するつもりはないけれど、「銭湯みたいで好きじゃない」っていうのは、いったいどういうこと?

今までの歌舞伎座はまるで銭湯のようっていうことを言いたいの? それとも銭湯は下品だとでも言いたいの?

行き当たりばったりの思いつきの好きな知事のこんな一言で、日本文化の象徴である歌舞伎座のデザインが、いとも簡単に変えられちゃっうっていうことに、とても疑問を感じます。

松竹も、自社の考えっていうものはないんでしょうか?

しっかりとしたポリシーを持つことこそ、芸術を仕事としている会社の命だと思うんですがね。

ドイツでダンサーをしている息子が、インスブルックにいたころ住んでいたアパートは、築300年とか400年とか。ただのアパートがです。ヨーロッパには、そういう文化がありますね。

気候風土が違うとはいえ、寺社においては数百年も建っている建物はたくさんあるんだから、文化としての歌舞伎をそのソフトの面からも、そのハードの面からも、もっと強く守ろうという意識があっていいんじゃないかと思います。

エレベーターがなくて、座席も狭い今の歌舞伎座が、時代にそぐわないのはわかるけれど、すべてを近代的にする必要があるんでしょうか。

ぜひ、松竹には再考を促したいものですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年12月 7日 (日)

彩のくに創作舞踊団公演

昨夜、彩のくに創作舞踊団公演「アパートメント」に行ってきました。

彩のくに創作舞踊団は、紫綬褒章を受章なさったことのある現代日本を代表する現代舞踊界の重鎮、藤井公さんのお嬢さんの、踊り手としても振付家としても有名な藤井香さんが主宰する舞踊団で、いつも斬新な舞台を披露してくれます。

今回の公演は、客席も何もないギャラリーのような四角い空間の中で、可動式のつい立てをアパートの部屋の壁に見立て、そのつい立てを移動しながら様々な空間を作り、踊りを展開する(何を言ってるのかわかりにくいですね)というおもしろい構成でした。

公先生の具合がよくないと伺っていたので、終了後、公先生の奥さんの利子先生に公先生の具合を伺ったところ、

「もう植物状態です」

とおっしゃっていました。

公先生には、今ドイツのミュンスターの劇場で踊っている息子の努がお世話になり、今年の夏の休暇に戻ってきた努も、もう一度公先生の振り付けで踊りたがっていただけに、とても残念なお話しでした。

まだまだ80歳を過ぎたばかり。

公先生には、まだまだ長生きをしていただきたいのですが…。

ちょっと問題は、つい立てが移動するたびに観客も移動しなければならないことと、つい立てとつい立ての隙間が狭いので、観客全員が仮想部屋(?)の中で踊っているダンサーが見えないこと。

それも振り付けの狙いの一つなんでしょうが、ちょっと見えないところが多かったかな???

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 1日 (火)

映画「靖国」上映中止

映画「靖国」の上映中止は大きな問題ですね。

例の日教組に会場を貸さなかったプリンスホテルの問題も影響しているのではないかと思います。

思想的にどうであれ、外部からの暴力的な圧力により、表現の自由が侵されることは、民主国家の危機です。

理由の如何にかかわらず、自民党の国会議員が、特別試写会を開かせるという前代未聞の暴挙をやってのけたことも、上映中止に一役かっていると言わざるを得ません。

昨今の日本の状況は、常識を逸脱しても強いものが勝ってしまうような状況が存在します。

これは、思想的に右、左の区別なく、大きな声を上げた方が勝ちといった間違った考え方です。

そんな中に民主主義はありません。

小泉首相以来の政治家の乱暴なものの言い方も気になってなりません。

政治家の守らなければいけないものが何なのか、今まさに日本の政治が試されているのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 9日 (金)

ポピ・ズニ アーティストショー

世界にはいろいろな民族の人たちが生きています。

アメリカと言えば、思い出すのは西部劇で有名な、あの頭に羽をつけて、弓矢で騎兵隊と戦った「インディアン」。

西部劇というのは、白人から見た一方的なインディアン像なので、事実とは全然違うんだろうと思います。

要するに、いつも白人が正義で、インディアンが悪なわけだから。

人間対人間なんだから、基本的にどちらかが悪で、どちらかが善なんていうことがあるのはおかしいんだけどね。

さて、今日からうちのギャラリーでインディアン・ジュエリーの展示会をやっています。

インディアン・ジュエリーと言っても、その頭に羽をつけているイメージのインディアンではありません。

作品を展示しているのは、アメリカ先住民集団のポピとズニの皆さんです。

もちろん作家さんもアメリカからいらっしゃっています。

このポピとズニの皆さんは、本来農耕を生業としていますが、現金収入を手段として、様々なアートを制作し、それを観光客やコレクター、世界各国からのバイヤーに販売しています。

ところが、模倣品販売が後を絶たないんだそうです。

なんとか、それを理解していただこうと、今回の来日になったそうです。

このTシャツをいただきました!

Cimg0100  Cimg0102

お気に入りのTシャツになりそうです。

背中にかわいい人を象ったジュエリーの絵が描いてあるんですよ!

ちょっと派手かな?

私が着ると朝青龍のようだともっぱらの評判です。

とは言え、オリジナルで簡単には手に入らないものなので、

ちょーラッキーです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 6日 (水)

「NO BORDER」終わる!

真が初めてプロデュースと演出をしたスーパー・エキセントリック・シアター ジェネレーションギャップvol.1 「NO BOEDER」、無事(一部無事ではなかったところもあったらしい)終わりました。

見に行ってくれた人の話によると、土曜日の昼の回も、夜の回も、どうやら映るべきスライドが映らなかったとか。

土曜の夜の回を見に行った人から「ハプニングがあったんですよ」という話を聞きました。しばらくして、今度は土曜の昼に行った人から、「ハプニングがあったんですよ」。

まさか2回も同じミスをするなんて思いもしなかったので、スライドが映らなかったのは、「昼だ!」「夜だ!」と、わが家では大議論が巻き起こっていたのですが、なんのことはない、両方だったというわけです。

「統一か分断か… 第二次大戦後、アメリカとソ連の侵攻により東西に分断された日本。戦後まもなくソ連統治下から独立した東日本は、2007年に建国60周年を迎える。そんな時代に娘は言った。「トウサンハフルイ」父は言った。「オマエハヌルイ」東西統一を主張する娘。分断継続を主張する父。ちょっとだけすれ違ってしまった、親子の物語。」だそうです。
「う~ん、なるほど」
確かにそんな感じのわかりやすいストーリーでした。もちろんおわかりの通り、朝鮮半島問題をもじったものですが、ちょうど折しも国政の世界でもいろいろなことが起きているさなか、「国家評議会議長」「官房長官」「広報宣伝大臣」という役柄は、観ていた人たちも、劇そのものの出来はともかくとして、それなりに興味を持って観られたんじゃないかと思います。初めての演出ということで、ちょっと心配はしていたのですが、”杉野なつ美”さん(広報宣伝大臣の役も好演でした)の脚本にも助けられた上、千秋楽ということもあってか、会場の拍手もとても暖かく、「まあ、よかったなあ」とホッとしました。
確かにシナリオ自体はしっかりしているし、演出もそんなに悪いとは思わなかった。
が、パンフレットのコメントはなんだぁ!

 親父と酒を飲むのが僕の夢です。
 うちの親父は酒が飲めません。
 昔から家事をやっているのは親父でした。
 (多分「主夫」ってやつの先駆けだと思う)
 だから昔気質の親父ってのを知りません。
 もしかしたらこの作品はそんな親父像への憧れかもしれません。

 本日はご来場頂きありがとうございます。
 観劇後、ちょっとだけ家族のことを
 思い出してもらえたら幸いです…
 どうぞごゆっくりお楽しみください。

 あ、酒飲めないのは僕もでした…夢叶わず…

今年30歳にもなるのに、親を越えてなーい!
劇に出てくる小学校が「さいたま市立…」であったり、待ち合わせの場所が蕨駅であったり…。
「初めての演出作品がこれ?」
そろそろ、そんなところからは抜け出てほしいと思うのですが…。
見に行く前の晩、真から電話があり「最近TVの取材を受けてて、終わったあと親のコメントがほしいって言われてるんで、終わったあとほんのちょっとでいいんだけど、残っててくれる?」
なんで親?とは思いましたが、「あっ、そう」
そして終演後のロビーでのインタビュー(どうもTVではないみたいだけど、とりあえずTVカメラみたいなものを向けられましたが)では、
「クライマックスが、父親が死んで『おとうさん、起きてよ。起きてよ、おとうさん!』っていうのはどうかなあ…。まあ一般受けはするかもしれないけれど、子どもは親を越えていかなくちゃいけないんだから、次に創る劇は、親を踏みつけても乗り越えて成長していくっていうサクセスストーリーかなんかにしてほしいですね」
と答えておきました。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年5月23日 (水)

NO BORDER

前回、途中で忙しくなってしまってご紹介ができなかった大関真演出の「NO BORDER」について。

5月31日(木)~6月3日(日)

東京芸術劇場 小ホール2

前売 一般 \3,500  学生 \3,000

当日 一般・学生共 \3,800 (全席指定)

31日・1日 19:00~

2日 14:00~   18:00~

3日 14:00~

詳しくはSETホームページ

http://www.set1979.com/index.htm

大関真のブログ「Show must go on」

http://makoto-smgo.air-nifty.com/ 

ぜひ、見に行ってやってください! 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月16日 (水)

大関真初演出!

5月31日(木)

いよいよ大関真演出の「NO BORDER」が始まります!

「大関真」なんて何者?と思う人もいるかもしれないけれど、

知る人ぞ知る!私の息子!!であります。

俳優としての才能があるのかないのか(どうも私にはそれほど才能があるとは思えないのだが)、とりあえず何年間か、三宅裕司氏率いるスーパー・エキセントリック・シアター(SET)(岸谷五朗さんや寺脇康文さんなんかがここの出身)でお世話になっています。

今回は、初演出をするとかで、まあどんな舞台になるのやら…。

一応、ご紹介しておきますので、演劇のお好きな方は、ぜひ見に行ってやってください!

忙しくなっちゃったので、日程と場所、料金は後ほど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)