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2019年11月 9日 (土)

【「子育てはお好き? ー専業主夫の子育て談義ー」第137回】 「今どきの若い子の国語力」

 今どきの若い子の国語力(日本語力)が相当落ちてるんだって。以前の学生は約3万語の語彙があったらしいけれど、最近は2万語くらいとか(あまり確かな数字じゃないかも…。ちょっとラジオで言ってただけだから)。
う~ん、なるほど。数字で言われるとわかりやすい!
“若者の国語力のなさを感じたことがありますか? ”(ちょっとよく覚えてないので間違っているかも…。だいたい内容はそんな感じだった)というテーマで聴取者からの電話とFAXを受け付けていました。
う~ん、そう言われてみるとそんな感じはわかる。でも、最近カウンセリングに来るちょー若い女の子(まあ、女子高生だけど)たちと話をしていると、あんまり違和感がなくて普通に話ができちゃう。それってもしかすると、私も国語力が落ちてる仲間ってこと?
ダーッ! そうかもしれなーい!
だいたいいつもちょー少ない語彙でこんな文章書いて(打って)るわけだから、当たってるかも? ちょーヤバッ! どうしよっ?!
やっぱ勉強、勉強! それっきゃない!
恥ずかしいことだけれど、この程度の文章を書くにも最近は辞書なしじゃあ書けないんだよね。“漢字は出てこない、意味はよくわからない”っていうわけで、絶対辞書は離せない。もちろんPCで打ってるんだから、漢字は変換されちゃうんだよ。それでも辞書引いてるんだからね。
あ~あ、情けない…。
私の国語力ってその程度のことか…。
そうそうそうそう、そう言えば、そんな私も今どきの若い子の国語力のなさを感じたことがありました。
うちのペットショップのスタッフに、“給料を振り込むので銀行口座を知らせてください”って言ったときのこと。
店の前に出すブラックボードには、なかなかのセンスでとっても上手に書いてくれるスタッフなんですが、
「ねえねえ、“ぎんこう”の“ぎん”の字って、どういう字だっけ? “食へん”だっけ?」と他のスタッフに尋ねているじゃないですか。まさかと思ったけど、本当だったので唖然としました。
いやいやもちろんこの程度の問題は“今どきの若い子”の問題じゃなくて、その子の個人的な漢字力の問題なんだと言ってしまえばそれまでだけれど、ブラックボードにはとてもうまくメッセージを書いているところをみると単純に“漢字が書けない”というふうには片づけられない。もちろんブラックボードに書いているお客様向けのメッセージにも漢字は含まれているわけだから、まんざら書けないわけでもない。文章だって私にはないようなセンスを持っているし、
「おーっ、こういうことうまいじゃん!」
というくらいには、立派なメッセージを書いてくれているのです。どうしても“ぎんこう”の“ぎん”の字がわからないなんて信じられない。いろいろ話をしてみると、どうやら自分たちが普段使っている言葉や文字はわかるけれど、それ以外はわからないということらしい。
“なーるほど”と納得はしたものの、「もうちょっとなんとかならないの?」っていう感じ。

今どきの若い子の国語力が落ちているのにはいろいろ理由はあると思うけれど、よく言われるのは希薄になった子どもたちの人間関係と言葉の乱れ。教育現場では“日記を書け”とか“本を読め”とか言うけれど、本当にそういう問題かな?
教育現場でどういうことが起こっているか、知ってる?
英語教育の重要性が叫ばれて、ずいぶん英語の時間は増えたよね。もちろん国際化ということから考えれば当然のことかもしれないけれど、中学・高校で英語に力を入れているのは受験のため。教育現場には、文系よりも理系の方が優秀という意識があるから、当然のように理系に力が注がれる。なんと受験を乗り切るために高校2年生から国語は無しなんていうのも当たり前。実際、大学受験に国語が必要なところは何割くらいあるの?っていう感じ。こんなことで、今どきの若い子の国語力についてとやかく言える大人はいるの?若い子を責める前に、国語の重要性を考えなくてはいけないのは、大人たちなんじゃないのかな?

※カテゴリー「子育てはお好き? ー専業主夫の子育て談義ー」は、2002年より2012年までの10年間、タウン情報サイト「マイタウンさいたま」(さいたま商工会議所運営)に掲載されたものですが、「もう読めないんですか?」という読者のご要望にお応えして、転載したものです。

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