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2019年11月12日 (火)

【「子育てはお好き? ー専業主夫の子育て談義ー」第147回】「親の役割」

12月、不登校のお子さんの進学の相談がありました。成績は中の上、サッカーの実力は地域の選抜チームに入れるくらいの実力とのことでした。

「あのう、うちの子は不登校で中学3年生になってからほとんど学校に行けてないんですけど、どこか入れる学校があるでしょうか?」
「いろいろ方法はあると思いますよ。“どうしても××に入りたい”ということですと難しい面もありますけれど、特別“ここ”というご希望があるわけではないのなら、いろいろと調べてみて、どういう方法で受験するか考えたらいいと思いますが…」
「はあ…」
「お子さんはなんと言っているんですか?」
「サッカーのやれるところならって言ってます。今の中学校はあまり強い学校ではないんです。うちの子はしっかりサッカーがやりたいものですから、周りとの温度差があって…」
「じゃあ、それなりに強い高校に入りたいわけですか?」
「ええ」
「強い高校っていうのはそれなりに厳しいですけど、今の状態で高校が続きますか?」
「サッカーは好きですから続くと思いますが…。サッカーだけやっていればいい学校ってないでしょうか?」
「…」
「成績はそんなに悪くないんですが、勉強はあまり好きじゃないみたいなんです」
「そうは言っても、高校ですからねえ。とにかく、いくつかサッカーの強いところに電話を入れて、現在の状況で受験をして、ある程度点数が取れたら受け入れてくれるか聞いてみましょう」
その場ですぐにいくつかの学校に電話をしてみました。不登校であり、いい内申書が望めないこと、登校していたころの偏差値、サッカーの実力等話しましたが、どこの学校もあまりいい返事をもらえませんでした。
「“サッカーで”っていうのは難しいかもしれませんね。もし、どうしてもっていうことでしたら、ある程度いい点数が取れるよう努力をしてもらわないと…。今の電話の話ですとそれでも確実に受け入れてくれるっていう保証はないみたいですけど」
「勉強するように子どもには言えません。子どもに“××しなさい”っていうのはねえ…。親がなんとかしてあげられないかと思って…。それで今日伺ってるわけです」
「?」
「子どもには負担をかけたくないんです。縁故っていうのはないんでしょうか?」
「はあ? お母さんねえ、学校の理事でもやってないとそんなこと考えられませんよ」
「お金を積んで、裏からっていうのはだめですか?」
「…。それがお子さんのためですか?」
「だめですか?」
「そんな学校ありますか? だいたいそういう学校があったとして、そんな学校に入れるんですか? それが本当にお子さんのためですか!」
「だめですかねえ…。子どもには負担をかけたくないんです」
もう一度、ゼロから考え直すようにお話しをして、帰しました。
お力をお貸しできるところでは、精一杯こちらも努力をしますということをお伝えして帰ってもらったのですが、その後連絡がありません。高校入試も終わりに近づいてきましたけれど、どこか進学先が決まっているといいのですが…。
(プライバシー保護のため若干内容を変えて構成してあります)

 **2月14日(月)掲載**

※カテゴリー「子育てはお好き? ー専業主夫の子育て談義ー」は、2002年より2012年までの10年間、タウン情報サイト「マイタウンさいたま」(さいたま商工会議所運営)に掲載されたものですが、「もう読めないんですか?」という読者のご要望にお応えして、転載したものです。

 


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   おひさしぶりです 2005/02/19 11:17:04  
 
                      みっちゃん

 
  中1の2学期から不登校の娘も今、中3.
今年度は2回しか学校に行ってませんが、
大宮中央高校の通信制に進学することにしました。
明日の午後、英検の3級の2次試験を受けに行きます。
午前中は願書の提出に行きます。
昨年の9月から、英会話をやりたいという娘の気持ちを尊重して
ジオスに通い始めました。
けっこう前向きになりましたが、まだ、心療内科に通院しています。

校長裁量でとは言うものの、卒業出来ることは
うれしいけれど、3年間で習得すべき学力がないことを
本人は気にしています。

来なかった君が悪いと言われればそれまでですが
学校側も努力すべきことはあったんじゃないかと
思ったり。

家庭訪問だって、春にみんなと一緒のがあったきり。
生徒の気持ちを尊重してっていうけれど
何か間違ってるような気がします。

 
  
元の文章を引用する
 

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   前向きになったのですね 2005/02/20 17:54:21  
 
                     
                              http://www.ed-cou.com大関直隆

 
  お久しぶりです。
前向きになれたというのは、とても良かったですね。少しずつでも社会との接点が広がって、楽しい高校生活が送れるといいのですが…。
いろいろなお子さんがいて、いろいろな対応が必要なのだということを、
学校にはもう少しわかってもらいたいですね。

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