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2019年4月26日 (金)

第100回 「はみがき」

公立の学校で開催が義務づけられている学校保健委員会。学校、生徒、保護者、校医の4者が一堂に会して会議をします。学校からは、校長、教頭、養護教諭に保健担当の教諭、子どもたちは児童会や生徒会の保健委員、保護者はPTA会長に保健部(呼び方の違うところもあるけど保健担当の専門部)の人、それに校医が一人。さすがに4者が集まるわけだからけっこうな人数になります。

形式は学校によって様々。校医さんが一方的に話して“オーワリ”なんていうのもあれば、子どもたちがアンケート調査なんかをやって、それをたたき台に話し合いをしたりする学校もあります。もちろん子どもたちが何かやってくれた方が飽きないけれど、いずれのやり方を取ったとしても、まっ、どこの学校もやることが義務づけられているからやってる、おざなりな会に変わりはなし。とにかく、時間だけが過ぎればいいかっていう感じで、あってもなくてもいいような会議になっているのが普通なんじゃないかな?

ずいぶん何度も経験したけど、印象に残ってるのは2回だけ。
1回は高校のPTAで参加したとき。この時は喫煙についての調査を子どもたちがかなり綿密にやってきて、その報告を聞いているだけでもなかなか面白かった。もう1回は、つい昨年の今頃、中学校のPTAで参加したとき。この時は虫歯予防の話。

歯のことについては、TVのコマーシャルなんかでも歯磨き粉(あれっ? 今でも“歯磨き粉”って言う? 何も考えないで使ったけど最近あんまり聞かない言葉だね。最近はなんて言うんだろ?)のコマーシャルもあれば、キシリトールガムのコマーシャルもあったりして、皆さん少なからず興味を持ってるよね。

この時は、なんか変なものなめさせられて、口の中に虫歯菌がいるかいないか調べさせられたんだよね。基本的に虫歯菌が口の中にいなければ虫歯にならないらしいんだけど、「みんないないのに、私だけたくさんいたらどうしよう」なんてドキドキしちゃって。結局私の口の中には、ほとんどいないっていうことになって、ホッとはしたんだけどね。

話の中でためになったのは、「糖分をとらなければ虫歯にならない」っていう話と「虫歯菌が口の中で活躍するのは食後20分程度だけ」っていう話、それともう一つ、「虫歯にならないために歯垢を完全に落とすには、食後すぐに20分間の歯磨きが必要」っていう話。100%正しいかはわからないけれど、とても参考になりました。

その後、TVで「赤ちゃんは虫歯菌を持っていないのに大人からの口移しなどでうつる」っていうのを聞いて、「なーるほど」って思っちゃった!

♪ はみがき上手かなあ? ♪
「蓮くんも歯磨きするー!」
孫の蓮(れん)は、自分で歯磨きができるようになりました。せっかく一人で磨けるようになったのに、問題はその後。

♪ 仕上げはおかあさーん ♪
というわけで、娘の麻耶(まや)が蓮の口を強引に開けて仕上げをします。
「ギャー! ギャー!」
「おいおい、もうそんな程度にしておけよ。かわいそうだよ。」
「ダメー! もう虫歯あるんだからね! ちゃんと口開きなさい! そうやってギュッてしてるから、いつまでたっても終わらないんだからー!」
泣き叫ぶ蓮を押さえつけて、無理やり“仕上げ”をします。
「そこまでやったら虐待だろ。もうそんなもんにしとけよ。歯磨き嫌いになっちゃうぞ」
というわけで、毎晩娘と孫は格闘しています。

豊かな生活を送るには歯がとっても大事なのは、その通り!でも、まっ、丈夫な歯を手に入れた代わりに、“親子関係が最悪”なんていうことにならないように、歯磨きはほどほどにね。
「だいたい、おまえがお菓子とジュースばっかり買ってくるから悪いんだろ!?」
「だって私が食べたいんだもん!」
「まったくどうしようもない母親だなあ」

つい先日、歯の具合が悪くて歯医者さんに行きました。
「小さいのも入れると、7本虫歯があるんですけど、全部治療しますか?」
「えーっ、虫歯菌がいなければ虫歯にならないんじゃないのー?」
トホホッ…。毎日20分間、歯磨きしてるのに…。どういうわけか、ほとんど歯を磨いてるとこを見たことのない息子の翔(かける)は、高校1年生になっても虫歯が1本もありません。なんでー???


**2003年3月9日(月)掲載**

 
※カテゴリー「子育てはお好き? ー専業主夫の子育て談義ー」は、2002年より2012年までの10年間、タウン情報サイト「マイタウンさいたま」(さいたま商工会議所運営)に掲載されたものですが、「もう読めないんですか?」という読者のご要望にお応えして、転載したものです。

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