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2019年2月10日 (日)

第72回「幼稚園の子にできて、小学校の子にはできないこと」

「あらあら、危ないなあ」
交差点を左折しようとした私の車の前をお母さんの乗った自転車に続いて、5歳くらいの男の子の乗った自転車がヨロヨロしながら横切りました。ヨロヨロはしているけれど、きちんと信号を守ってお母さんに続いています。歩車道の境目のところが若干段になっているので、車輪の小さい子ども用自転車は大人用に比べて大きくハンドルを取られてしまいました。

「おーとっとっと」
ちょっと転びそうになりましたが、なかなか器用にバランスをとって、無事転ばずに私の前を通り過ぎました。
「今の子、とっても上手に自転車に乗っていたけれど、小学校に入学してからも自転車に乗れるのかなあ?」

現在25歳になる真(まこと)が小学校に入学したとき、真が通う小学校には規則があって、3年生になるまで自転車はダメ。変な話だけど、幼稚園に通っていたときには、自由に自転車に乗っていたのに、小学校に入学した途端、親が一緒にいても自転車に乗れなくなっちゃう。
私が小学校のころもやっていたんだけれど、年に1回「交通安全教室」みたいなものがあって、婦警さんと交通安全協会の人かなんかがきて、1、2年生は横断歩道の正しい渡り方、3、4年生は自転車の正しい乗り方とか(5、6年生はなんだか忘れた。3、4年生に手本を示すのが5、6年生だったような気がする)そんな感じで指導をしてくれていたんだよね。交通事情もあるんだろうけど、私のころは「自転車の正しい乗り方」を教わるまで自転車に乗ってはいけないなんていうものはなかったんだけど、息子の学校では学校で「正しい自転車の乗り方」なるものを教えるまでは自転車に乗ってはいけないということになっていたらしい。

変な話でしょ?!

だって、中には3、4歳くらいで自転車に乗ってる子だっているのに、6歳になって小学校に入学すると乗れなくなっちゃうんだから。別にそんな何から何まで学校で教えてくれないとできないなんていうことはなくて、そんなのはもう学校の勝手な主張。

「学校ってそんなに偉いのかよ?!」って感じ。

懇談会でいろいろ意見を言って、とりあえずその年は親と一緒なら乗ってもいいっていうところまで変えてもらって、その次の年だったかなあ?そんな規則は全廃してもらった。学校はそんな規則があることに何の疑問も感じてなかったみたいだけれど、意見を言ったら「そりゃそうだな」って思ったらしくて、それについてはすぐ対応してくれたんだよね。
今住んでいるところの小学校は小規模で、学区の境目の道路に信号が2カ所(一つは押しボタン)あるだけで、学区内にはほとんど地域に住む人の車しか入ってこないようなところだから、当たり前なんだよね。

さいたま市内の小学校でもまだそんな規則があるところもあるんじゃないの? つい数年前まで大宮市内のどこかの小学校はそうだったって聞いたから。(そこも意見を言ったらすぐ変わったらしいけど)幼稚園の子は自由に乗れるんだから、誰が考えてもおかしな話でだもんね。

今日見かけた男の子は、小学校に入学しても自転車に乗れるといいね。とっても自転車の乗り方が上手だったもん!


**2003年8月4日(月)掲載**
※カテゴリー「子育てはお好き? ー専業主夫の子育て談義ー」は、2002年より2012年までの10年間、タウン情報サイト「マイタウンさいたま」(さいたま商工会議所運営)に掲載されたものですが、「もう読めないんですか?」という読者のご要望にお応えして、転載したものです。

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