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2019年2月 6日 (水)

第29回 「若い先生がいなくなった!」

 先週に引き続き運動会でのこと。ある小学校の運動会に行きました。久しぶりに見る小学生はとてもかわいらしくて、一年生や二年生が広い校庭を元気に走っているのを見ると思わず微笑んでしまいます。「同じ運動会でもやっぱり小学校の運動会は温かいなあ!」そんなことを考えながら見ていると、「整列!! 気をつけ!!」と、先生の声がおっきい!もちろん、マイクを通してるんですよ。そんなにおっきい必要があるのかな???

 学校規模がとても小さな学校で、学年によっては30名余りしかいないので、ちょっと違和感を感じます。学年のリレーなんかは全員が出てるのに、30数名を4つに分けて、それをさらに半分に分ける(ひとりが半周ずつ回るので)ので、私の目の前に並んでいるのは、1チームたったの4人。そんな感じですからその場にふさわしくなく、突然マイクを通した大きな声が流れたときは、なんだか勧善懲悪主義の子ども向けテレビドラマ(仮面ライダーのような。ん? ちょっと古い?)の主人公が、「ライダーキック!」とかおっきな声で叫んでいるシーンを思い出しちゃいました。(その声で子どもたちが吹き飛ばされそうな・・・)
少人数の小さな子どもたちの笑顔には、怒鳴るような号令はふさわしくないですよね。翔(かける)の卒業した小学校では、男の先生が、「皆さん、整列しましょう」なんてソフトに号令(?)をかけていて、「ちょっと気合いが入んないんじゃないの」なんて思って見てましたけれど、実際に怒鳴るような号令を聞いてみると、やっぱり小学生には”優しい、ソフトな号令”が合っているんだな、そんな感じを受けました。

 その運動会でもう一つ感じたことがあります。それは”若い先生がいない”っていうこと。これも、すごく違和感がありました。「運動会のイメージ」って若い先生が、明るい色(ピンクとか明るい空色とか)のジャージ姿で走り回っているものって決まっていた(私が勝手に決めたんですけどね)のに、お尻のおっきい中年(私と同じくらいの年ですよ)のおじさん・おばさんがドタバタとかけずり回って(かけずり回るというより、はいずり回るっていう感じ)、叫んでいる運動会に変貌してしまっていました。(と、ここまで書いたところで、ちょっと一息入れて朝刊(9/24付 朝日新聞・埼玉版)を開いたら、昨年度、公立小・中の教員の平均年齢が過去最高になったっていう記事が載っていたのでビックリ!)「ターッ! やっぱり感じてた通りだったんだ!」小学校44.2歳、中学校42.9歳。私立を含めるともっと上がって、小学校45.7歳、中学校44.3歳。

 これって、やっぱり学校と子どもの距離を遠くしてるんじゃないのかな?年齢が高いことがすべて悪いとはいわないけれど、学校にはいろいろな年齢の先生がいてほしいですよね。最近、孫が歩くようになったら、孫についていくのが大変になっちゃったもんね。自分の子どもを育ててるときには、そんなこと感じたこともなかったけど、やっぱり年ですよね。いろんな角度から、子どもと接してくれる先生がいて、それで初めて楽しい学校生活が送れるんじゃないのかな? 県としても対策を考えているみたいですけど、早く若い先生が校庭を走り回るような運動会にしてほしいですね。

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