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2019年2月 6日 (水)

第38回 「隣の芝生は青くない!」

わが家はマンションなんですけど1階で専用庭が付いています。もう築20年以上経っているので、売るに売れない値段になっちゃっててすごく困っている(もともと中古で買ったから大した値段じゃなかったけど、やっとローンが減ってきたと思ったらリフォームでローンを組み直して、結局ローン残高は最初に戻っちゃった)んですが、角部屋なので庭が窓側(南東の方向)からグルッと脇の方(南西の方向)にも付いていて、約30坪ありのでいろいろ植木が植えられて、それなりに気に入っています。

最初、ここのマンションに越してきたときは隣の109号室を買いました。ちょうど1年が経ったとき、110号室の大森さんが実家に入るために引っ越すということで、直接譲って貰って現在の110号室(角部屋)に移ったんです。

大森さんはとてもよく庭の手入れをしていました。休みの日ともなると必ず芝刈り機の音がします。芝刈り機が終わると今度はハサミでフェンスの周りの芝をきれいに刈り込みます。土があまりよくなかったので黒土を庭全体に入れて芝の養生をはかったそうで、私が住んでいる109号室とは大違い。しっかりと手入れされた芝がいつも青々としていて、その上でかわいいチック(大森さんが飼っていた猫)がお昼寝。
ところが110号室にわが家が移るとアッという間にはげちょびれの庭に…。20年も経った今では、はげているどころか雑草の生い茂る荒れ野状態。その中で野良猫が昼寝。

そして109号室はというと、これまたウチの後に入った蒲生さんという方がとっても庭をきれいにしている。
「やっぱり隣の芝生は青いなあ…」(本当に青いんだからどうしようもないね)

先日、叔父が亡くなったばかりなのに今度は父の従兄弟が亡くなりました。父の従兄弟とはいえ、すぐ近くに住んでいて父や父の兄弟たちとはまるで実の兄弟のように育った間柄なので、私もとてもお世話になりました。

通夜、告別式には親戚中が集まります。私の従兄弟や再従兄弟(はとこ)もたくさん来ていて、その内の何人かは子どもを連れています。私は従兄弟、再従兄弟の中では一番上なので、ちょっと年齢に開きがあって、私の孫と同じくらいの子どもたちがいました。

わが家に戻ってから、
「××(再従兄弟の子)はボーっとしてるけど、蓮(ウチの孫)はキリッとした顔してやっぱり頭が良さそうだね」
「表情が違うよな。こうなんていうかなあ、いろいろなことに興味があるっていうか…。やっぱり子どもに大事なのは好奇心だから」
「どうしてどこんちの子も落ち着きがないのかねえ。ウチの子たちはこういう席では絶対騒いだりしないのに…」
と、こんな会話に。

そういえば、翔がまだ生まれたばかりのころ、妻の同僚が生まれたばかりのお子さんを連れてわが家にやってきたことがありました。私が子ども好きなせいか、すぐに私になついて私に抱かれたがります。
「ほんとに直隆さんて子ども好きなんですねえ」

確かにそれはその通りだけど、あのとき考えていたのは、「こんな奴に鼻水つけられたら困るなあ」っていうことだったんだけどなあ…。翔の鼻水ならぜーんぜん気にならなかったのに、なんでだろうね。こと子どもに関しては「隣の芝生は青くない」ってことかねえ…。でも、中学3年になった息子を見ていると、やっぱり「隣の芝生は青い」ような気がするのはなんでだろっ!

順序通りじゃない親戚の者の死は、やっぱり悲しいですね。

**11月26日(火)掲載**

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