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2019年2月 9日 (土)

第58回 「ウチの子には小児科医になってもらいたい」

25日の朝日新聞・朝刊に医師国家試験のことが載っていました。ちょっと長い引用になっちゃうけど、あんまり切れるところがなかったので…。

「厚生労働省は24日、今年3月に実施した医師国家試験の合格者を発表した。視覚障害のある男性が初めて合格。最高齢の合格者は66歳の男性で、調査を始めた86年以降で最年長となった。
〈中略〉
心身の障害を理由に資格や免許の取得を制限する法律が政府全体で見直され、医師国家試験は01年7月の法改正で目や耳などが不自由な人の受験が可能になった。厚労省の検討会が昨年11月、問題の読み上げや試験時間の1・5倍までの延長を認める特例受験の方針を決め、3月の試験で初めて3人の視覚障害者が受験した。今後、厚労省は専門家らによる委員会を設置し、合格した男性からどの分野を目指すのかなどを聞き、医師としての業務が可能か判断し、免許を与えるかどうか決める。米国には全盲の精神科医がいるという。
〈中略〉
最高齢の合格者となった66歳の男性は昨年3月に熊本大学医学部を卒業した。これまでの最高齢は62歳の女性だった。」

ヒャー、びっくり!
66歳でお医者さんになるなんて、信じらんなーい!!今までの62歳っていうのも相当すごいと思うけど、それを一気に4歳も上回っちゃうなんて!(スピードを競ってるものとは違うからちょっとこの言い方変かな?)視覚障害があって合格したっていうのもすごい!この人は足と手指にも障害があるんだって。いやいや、世の中にはすごい人がいる。私もまだやれるかなあ???頑張っても、あんまり可能性ないね。

親は子どもにけっこう期待をしてるから、こんな職業についてもらいたいなんていう希望はそれなりに持ってる人が多いですよね。小学生のお子さんを持つお母さんが、「小児科医が足りないでしょ。だから、ウチの子には小児科医になってもらいたいの」と言った。

かなり優秀なお子さん(一浪して今年希望する大学に合格した)を持ったお母さんが言った。「医者はねえ、大変な割に給料が安いでしょ。月に100万くらいじゃあ、商社だって同じ。なるまでにかかるお金を考えたら、医者はねえ…。開業なんて親が開業医じゃないと無理だし」夫が職人で、ある程度成功している(ベンツに乗り、ロレックスの腕時計をしている)奥さんは、なんとか子どもを私立中学に入れようと思ってるけれど、「やっぱり医者の妻になった方がよかったなあ…。子どもがねえ…」

確かに医者ってなるの大変だし、だから一般的に言って社会的身分も高いし…。でも、社会的身分の高い職業に就くのが幸せかっていうとなんか違うし、じゃあ、ベンツに乗ってロレックスして、お金があったら幸せかっていうとそれもなんか違う。結局、何が幸せかっていったら、自分の好きなことをやって自分の生き方を貫くことかなあ???
親が子どもの人生を決めるんじゃなくて、子どもには自分の人生をしっかり作っていける能力を身につけさせてやりたいね。ウチの子どもたちは、長女が油絵、長男がバレエ、次男が演劇、次女が子持ちのバツイチ、三男がゴルフ。みんな勝手なことをやってる割に、あんまり幸せそうには見えないなあ??? 
みんなお金に困ってる。
やっぱりお金も大事かなあ???

66歳のお医者さんも自分の持っている力を存分に発揮して、満足のいく人生が送れるといいね。

**2003年4月28日(月)掲載**

※カテゴリー「子育てはお好き? ー専業主夫の子育て談義ー」は、2002年より2012年までの10年間、タウン情報サイト「マイタウンさいたま」(さいたま商工会議所運営)に掲載されたものですが、「もう読めないんですか?」という読者のご要望にお応えして、転載したものです。

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