大阪市交通局の非常勤嘱託職員が市長選に関して組合が作成したと見せかけるリストを捏造した問題
この問題は、あまりにもお粗末ですね。
もちろんねつ造した人間の責任だけれど、
組合が悪者という意識を徹底的に植え付けようとした橋下市長の責任も重いと思う。
ねつ造するなんて許されないことだけれど、
人気やムードで政治を動かそうとすれば、
人気に便乗して、敵を悪者にすることを正義と勘違いする人間が出てくるのは当然。
マスコミも含め、人気やムードだけでなく、まじめに政治を考える雰囲気を作って行かないといつまた起こるかわかりません。
政治は目立てばいいだけではなく、誠実さとまじめさがないと…。
「橋下氏は危うい」とよく言いますが、
方向性として、まさにそれが出た感じですね。
小泉元首相もそうでしたが、
誰を批判すれば人気が出るか、ということを考えて行動している感じ。
でも、けっしてそれが正しいということではないんですよね。
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