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2008年8月 2日 (土)

桐生第一高校の不祥事

さっき、整形外科に行ったら待合室のテレビに、高校野球の入場行進が映し出されていました。

桐生第一高校の入場行進の際、実況のアナウンサーが何か事件のことを言うかなあと思って聞いていたら(そんなわけないけどね)、アナウンサーの口から出たのは、

「ひときわ大きな拍手です」

でした。事件のことをふまえた、応援のメッセージを発したのでしょう。

そこで行進をしている一人ひとりの選手が、すごく悪い子というわけでもないし、甲子園出場のため努力をしてきたこともよくわかります。

とは言え、今回の出場は、納得のいくものではありません。

私も、サッカー協会専務理事の田嶋幸三君や日本代表コーチの加藤好男君が同級生であったり、ガンバ大阪の西野監督が先輩であったり、また中学の時所属していたバレーボール部が、県大会優勝の常連校であったりと、全国制覇をすることや様々な大会で優勝するということがどういうことなのか、一応わかっている方だとは思います。

さらに、今回も甲子園に出場している浦和学院の職員(高校ではなく専門学校の方ですが)であった時期もありました。

浦和学院の元理事長が私のところにきて、

「うちの学校の野球部をあと3年で甲子園に出すからな。そのために上尾高校のNを絶対にうちに引っ張る」

と宣言したことがあり、実際N氏をその通り引っ張ることに成功して、3年後というのはかないませんでしたが、4年後に甲子園に出場した、そんなこともありました。

そんな風ですから、スポーツも大好きですし、体育会系の”乗り”や”厳しさ”も人間の成長にとって大事なものだとも思っています。

甲子園を目指すそれぞれの学校の努力やそこで一生懸命部活動に励んでいる生徒たちの努力も大いに認めます。

がまた、その陰でいろいろなことが起こっているということも事実です。(もちろん学校によりますが)

レギュラーの子たちの奢り、レギュラーのレベルに達しない子たちに対するいじめや差別、またその子たちによる暴力といったものはもちろん、校内でも全国レベルの部活、特に野球とサッカーは、学校にとっても大きな広告塔であるだけに、何か事件を起こしても、もみ消すというのが当たり前になっています。

今回の桐生第一高校の事件も、そういう中で起こっている事件であるということを、そこに関わるすべての人たち(高野連も含めて)は、はっきり認識するべきです。

過日の駒大苫小牧の不祥事、今回の不祥事。

根本的な原因にふたをして、個人の責任として片づけてしまうようでは、今後もこういった事件はなくならないし、一般の生徒に対する指導がますます厳しくなっている折り、甲子園に出場する部や生徒だけが特別では、これからの日本を背負って立つ若者の教育としても問題が残ります。

「連帯責任」という問題ではなく、どこに不祥事を産む土壌があったのかということを指導者はきっちり見極め、そこに関わるすべての者(生徒も含め)が責任をとるという姿勢を明確にすることが大切なことなのでしょう。

酷な言い方になるかもしれませんが、今回甲子園に出場している桐生第一の子どもたちも、今回の事件と自分たちとの関わりについて、しっかりと見つめてもらいたいと思います。

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