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2008年5月22日 (木)

四川省の被災地に派遣された日本の救援隊

四川省に派遣された日本の救援隊は、結局一人の生存者も助け出せずに帰国しました。

救援隊が派遣されてから帰国するまでの報道を見ていると、ことさら生存者の救出ということに重きが置かれ、生存者の救出ができずに帰国した救援隊の活動を残念がるコメントが多く聞かれました。

「救援隊」の目的というのは、「生存者の救出」であることは間違いないので、当然のことではあるのだけれど、救援隊の皆さんの活躍には、もっと胸を張っていいのではないかと思います。

餃子事件やチベット問題で関係が悪くなりかけていた日中関係が、胡錦涛国家主席の訪日と合わせ、今回の援助隊の派遣により、大きく改善に向かったことは間違いありません。

中国が初めて受け入れる海外の援助隊に日本を選んだという中国側の配慮もさることながら、やはり援助隊の皆さんの献身的な活動のたまものなのだろうと思います。

一人の命の救出が、とても大事なことはいうまでもありませんが、ひょっとすると今回の救助隊の派遣、活動は、間接的にはもっとはるかに多くの命に貢献したのかもしれません。

日中関係の改善が、遅々として進まない北朝鮮の拉致問題にも、明るい光が差すような、そんな方向に進んでいったらいいのですが…。

国家の関係も大切なのは、軍事力によるバランスではなく、信頼関係。

救援隊と入れ替わりに派遣された医療チームの活躍も、必ず日中関係を大きく進展させることになると信じています。

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