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2008年5月

2008年5月22日 (木)

四川省の被災地に派遣された日本の救援隊

四川省に派遣された日本の救援隊は、結局一人の生存者も助け出せずに帰国しました。

救援隊が派遣されてから帰国するまでの報道を見ていると、ことさら生存者の救出ということに重きが置かれ、生存者の救出ができずに帰国した救援隊の活動を残念がるコメントが多く聞かれました。

「救援隊」の目的というのは、「生存者の救出」であることは間違いないので、当然のことではあるのだけれど、救援隊の皆さんの活躍には、もっと胸を張っていいのではないかと思います。

餃子事件やチベット問題で関係が悪くなりかけていた日中関係が、胡錦涛国家主席の訪日と合わせ、今回の援助隊の派遣により、大きく改善に向かったことは間違いありません。

中国が初めて受け入れる海外の援助隊に日本を選んだという中国側の配慮もさることながら、やはり援助隊の皆さんの献身的な活動のたまものなのだろうと思います。

一人の命の救出が、とても大事なことはいうまでもありませんが、ひょっとすると今回の救助隊の派遣、活動は、間接的にはもっとはるかに多くの命に貢献したのかもしれません。

日中関係の改善が、遅々として進まない北朝鮮の拉致問題にも、明るい光が差すような、そんな方向に進んでいったらいいのですが…。

国家の関係も大切なのは、軍事力によるバランスではなく、信頼関係。

救援隊と入れ替わりに派遣された医療チームの活躍も、必ず日中関係を大きく進展させることになると信じています。

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2008年5月20日 (火)

〈赤ちゃんポスト〉預かりは17人

熊本市の幸山政史市長の「母親の手紙にはつらい思いが読み取れるものもあった。救えた命がある点で、(ポストの)設置許可の判断は間違いなかった」っていうコメントは何ですかねえ。

ポストに捨てられた子どもたちが、「ポストがなければ生きられなかった」というのは、ポストを設置している側の身勝手な幻想です。

ポストに捨てられた子どもたちの上に存在する事実は、「親に捨てられた」ということだけです。

自分たちが「子どもの命を救った」という言い方はやめた方がいいですね。

「捨てることを助長した」という事実を包み隠してしまいます。

こういう問題に感情が入り込むのはよくあることですが、こういう問題だからこそ、感情を排除して、事実を真正面から見つめるべきです。

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2008年5月14日 (水)

「内閣府認証」って何?

これって問題じゃないですか?

うちの会社は、「浦和カウンセリング研究所」を経営していますが、研究所のカウンセラー養成講座を修了することで、「NPO法人 日本カウンセラー連盟」認定のカウンセラー資格試験の受験資格が得られます。

カウンセラー資格というのは、未だ国家資格化されていないので、様々な民間機関が資格を与えているわけです。

よくニュースなどに登場する「臨床心理士」も民間資格。

難易度は、うちでお取りいただいている「日本カウンセラー連盟」認定の資格より難しい(試験自体が難しいというよりは、現在大学院卒という縛りができてしまったので)ですが、「民間資格」という点では、日本カウンセラー連盟の認定カウンセラーと何ら変わるところはありません。

ところが最近、それをいいことに、自分のところのカウンセラー資格があたかも国家資格であるように表示しているところが目立ってきました。

ビックリしたことに「内閣府認証 ××カウンセラー」とか「内閣府認証 ××心理士」のような表記をしているところがあったり、そういう表記をしている個人がいたり…。

はっ? って感じですよね。

「内閣府認証」なのは、その「××カウンセラー」とか「××心理士」という資格じゃなくて、その資格を出している組織の、しかも「特定非営利活動法人」(NPO法人)であるということだけに対する認証です。

「日本カウンセラー連盟」の場合は、事務所が埼玉県にしかありませんから、認証機関は「埼玉県」。

これが2県(都、府、道の場合もあります)にあれば、認証機関は内閣府。

それだけの違いなのに、いかにも「国」の認定した資格のような振る舞いは、どう考えてもまずいですよね。

限りなく詐欺に近いです。

どうもそれを指導しているスクールもあるみたいですね。

そんなところにだまされないように、要注意です。

そんなことをやっているようでは、教えている内容だって、押してしかるべしですね。

もっとしっかり、行政が指導するべきです。

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2008年5月10日 (土)

公園の環境

ちょっと久しぶりになっちゃいました。

昨日、孫と一緒に近くの公園に行きました。

一昨日、新しい自転車を買った孫が自転車に乗りたいというので、思う存分乗れるように、自転車に乗れる近くの公園に行ったというわけ。

この公園ができたときから気になっていたんだけれど、公園の上は東京外郭環状線(通称「外環」)。

できる前には、我が家付近では「それほどの渋滞はない」なんていう見通しだったものの、できてみればとんでもない。

ほぼ毎日渋滞情報に出てくる始末。

今、まさに問題の渦中にある道路行政の見通しの甘さっていうやつですね。

公害問題の見通しの甘さも、深刻ですよね。

その外環の下が公園なんです。

反対運動を押さえ込むために、公園にするという約束をして、地域の人たちを巻き込んで、公園のプランを立てたんですね。

そうなると、地域の人たちはみんな夢中になっていろいろなプランを出して、いい公園をと思うわけですが、どんなにいいものを作っても、所詮外環の下。

外環を走ってみるとわかるんですが、排気ガスがすごいんです。

天気によっては、防音壁の内側は排気ガスで真っ黒なのがわかります。

ついこの前まで、1台オープンカーを持っていて、外環をオープンカーで走ったことがありますが、ちょっと走っただけで、鼻の中が真っ黒になっちゃう。

防音壁は、音を防ぐためのもので、上は開いているから、当然その排気ガスは壁を越えて、周りに散っていきます。

私の花粉症は、10数年前に発症しましたが、おそらく外環と無関係じゃないんじゃないかな…。ぴったり時期が重なってますからね。

昨日行った公園は、そんな外環の真下なんです。

小さな運動公園になっていて、公園の周りがランニング用のコースになっています。

北京オリンピックで問題になっているように、空気の悪いところのランニングなんてどんなもんなんでしょう。

「日は当たらない、空気は悪い」、そんな公園、子どもはきませんよね。

公園の本来の目的から考えて、誰が見ても「こりゃ、ないだろ!」って感じ。

道路反対と引き替えに手に入れた公園なんて、やっぱり公園の役割を果たしませんよね。

孫は、15分ほど遊びましたが、「早く帰ろっ!」。

ああ、もっと子どもも喜ぶ公園はないんですかね…。

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