専業主夫とヒモ的生活
ヒモと専業主夫をごっちゃにしている人がいるのは困った問題ですね。
専業主夫というのは、「仕事をせずに女性に貢がせている」のではなくて、基本的には、家庭内の役割の問題で、「主夫」という言葉を使っているのです。
最近、「専業主夫文化研究所」というキーワードで、このブログを訪れる人がけっこういるのですが、この研究所は「完全ヒモ生活マニュアル」というテキストを販売していて、中身は詳しく知りませんが、サイトを見る限り「専業主夫」とは、ほど遠い研究所です。
色々な考え方の人がいるのは、大いにけっこうなんですが、「専業主夫」を「ヒモ」と一緒にするのは、いただけません。
中には、区別のつかない方もいらっしゃるかと思いますが、「主婦」のやってることって、「ヒモ」の女性版ではないですよね。
外で働き一家を支えている夫を、家庭の中で支えているのが主婦です。その仕事といえば、炊事、洗濯、掃除などなど。夫婦が生きていくためには、絶対に欠かせません。
もちろん一人でもできますが、二人で生活することで人生が豊になり、人生が大きく開けます。
子どもがいれば、なおさらですよね。
人間の子どもというのは他の哺乳動物と比べて、極めて未熟で生まれてきますので、誰かが育てなくてはなりません。
夫婦で働いている場合は、託児所や保育所といったところで他人に預ける場合もありますが、専業主夫は子育ての大部分を担っているわけです。そのためには、地域との関わりも欠かせません。
その役割が、男女逆になっているのが、「主夫」です。
主婦は財産分与の際、原則的には2分の1の権利を有するわけですが、それは家庭のすべてを二人で作ってきているという考え方からです。ですから、「主婦」であろうと「主夫」であろうと、差別されないのが筋ですね。
この辺の判例については、まだ私は詳しくありません(ないかも?)ので、私が考えている原則論ということにしてください。
この「専業主夫研究所」の「主夫像」は、基本的に「性生活だけ」を取り上げることによって、「ヒモ」と言っているようなのですが、その「ヒモ像」は理解します。
けれども、「専業主夫」は使って欲しくないなあ。
全然中身が違います。
「主夫」の認知度ってどうなんでしょう?
正しく「主夫」を理解してもらえるよう、色々な場面で主張していかないと駄目ですね。
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コメント
トモさん、コメントありがとうございました。
兼業主夫&兼業主婦も大変ですね。
それぞれ個人のライフスタイルなので、何がいい、何が悪いというわけではありませんが、共に社会に活躍の場があり、共に家庭に活躍の場があり、そんなトモさんのようなご夫婦像がもっとも正常な夫婦像なのかもしれませんね。
厳しい言い方をすれば、「ヒモ」なんていうのは、基本的に人の道に非ずなんだと思います。
一人の身勝手な男性の陰に、苦労だけを背負い込んでしまう女性がいる(ところがそうすることで自分の存在を確認している人がいるので難しい問題ではあるのですが)わけですから。
人に犠牲を強いるような生き方の人間が減るといいと思います。
やっぱり世の中は「Live and let live」ですよね。
投稿: 大関直隆 | 2008年10月18日 (土) 13時16分
専業主夫
⇒外で働きたいという妻(妻の意思)に理解があり、家事や育児を一手に引き受けることによって、妻が働きやすい環境を作り、妻を全面的にサポートしてくれる素晴らしい男性。
ヒモ
⇒稼がないので女が外で働く以外にない(不可抗力)、にもかかわらず、家事などをしてくれるワケでもなく、全てを女に任せ、女性側の負担ばかりが増大。
稼がないだけならまだマシだが、たいていの場合、酒や博打で浪費してさらに女の負担を増やす。人間のクズ。
・・・私の解釈はこんな感じです。
ヒモは許せませんが、主夫は大歓迎です。
専業主夫とヒモを混同するなんて、専業主夫の方々に失礼だ!!
・・・と思います。
ちなみに我が家は夫婦共稼ぎであり、
二人ともが兼業主夫&兼業主婦です。
投稿: トモ | 2008年10月16日 (木) 13時58分
ちょっと論外です。
HPの内容はおっしゃる通り笑っちゃうようでした。
でもなんで「専業主夫」なんて使っているんでしょう。
専業主夫をおとしめています。
私としてはかなり気分が悪いです。
投稿: 大関直隆 | 2007年11月 2日 (金) 19時24分
「専業主夫研究所」は、初めて知りました。
HP見てちょっと笑ってしまいました。
これは、、、確かに、一緒にしてほしくないですね。
投稿: shuhutuma | 2007年11月 1日 (木) 23時08分