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2007年6月 6日 (水)

「NO BORDER」終わる!

真が初めてプロデュースと演出をしたスーパー・エキセントリック・シアター ジェネレーションギャップvol.1 「NO BOEDER」、無事(一部無事ではなかったところもあったらしい)終わりました。

見に行ってくれた人の話によると、土曜日の昼の回も、夜の回も、どうやら映るべきスライドが映らなかったとか。

土曜の夜の回を見に行った人から「ハプニングがあったんですよ」という話を聞きました。しばらくして、今度は土曜の昼に行った人から、「ハプニングがあったんですよ」。

まさか2回も同じミスをするなんて思いもしなかったので、スライドが映らなかったのは、「昼だ!」「夜だ!」と、わが家では大議論が巻き起こっていたのですが、なんのことはない、両方だったというわけです。

「統一か分断か… 第二次大戦後、アメリカとソ連の侵攻により東西に分断された日本。戦後まもなくソ連統治下から独立した東日本は、2007年に建国60周年を迎える。そんな時代に娘は言った。「トウサンハフルイ」父は言った。「オマエハヌルイ」東西統一を主張する娘。分断継続を主張する父。ちょっとだけすれ違ってしまった、親子の物語。」だそうです。
「う~ん、なるほど」
確かにそんな感じのわかりやすいストーリーでした。もちろんおわかりの通り、朝鮮半島問題をもじったものですが、ちょうど折しも国政の世界でもいろいろなことが起きているさなか、「国家評議会議長」「官房長官」「広報宣伝大臣」という役柄は、観ていた人たちも、劇そのものの出来はともかくとして、それなりに興味を持って観られたんじゃないかと思います。初めての演出ということで、ちょっと心配はしていたのですが、”杉野なつ美”さん(広報宣伝大臣の役も好演でした)の脚本にも助けられた上、千秋楽ということもあってか、会場の拍手もとても暖かく、「まあ、よかったなあ」とホッとしました。
確かにシナリオ自体はしっかりしているし、演出もそんなに悪いとは思わなかった。
が、パンフレットのコメントはなんだぁ!

 親父と酒を飲むのが僕の夢です。
 うちの親父は酒が飲めません。
 昔から家事をやっているのは親父でした。
 (多分「主夫」ってやつの先駆けだと思う)
 だから昔気質の親父ってのを知りません。
 もしかしたらこの作品はそんな親父像への憧れかもしれません。

 本日はご来場頂きありがとうございます。
 観劇後、ちょっとだけ家族のことを
 思い出してもらえたら幸いです…
 どうぞごゆっくりお楽しみください。

 あ、酒飲めないのは僕もでした…夢叶わず…

今年30歳にもなるのに、親を越えてなーい!
劇に出てくる小学校が「さいたま市立…」であったり、待ち合わせの場所が蕨駅であったり…。
「初めての演出作品がこれ?」
そろそろ、そんなところからは抜け出てほしいと思うのですが…。
見に行く前の晩、真から電話があり「最近TVの取材を受けてて、終わったあと親のコメントがほしいって言われてるんで、終わったあとほんのちょっとでいいんだけど、残っててくれる?」
なんで親?とは思いましたが、「あっ、そう」
そして終演後のロビーでのインタビュー(どうもTVではないみたいだけど、とりあえずTVカメラみたいなものを向けられましたが)では、
「クライマックスが、父親が死んで『おとうさん、起きてよ。起きてよ、おとうさん!』っていうのはどうかなあ…。まあ一般受けはするかもしれないけれど、子どもは親を越えていかなくちゃいけないんだから、次に創る劇は、親を踏みつけても乗り越えて成長していくっていうサクセスストーリーかなんかにしてほしいですね」
と答えておきました。

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コメント

私は6/1(金)の夜の部を観に行きました!
その会では特に(機械的)トラブルはなかったですよ!(セリフがぶっ飛んだところはありましたが・・・苦笑。それでも挽回できるのが生の演劇のいいところですね!)

骨組みがわかりやすかった中に、
親子の葛藤、親子愛、
同世代間の価値観のぶつかり合い、
権力への執着、、、
と内容盛りだくさんで飽きませんでした。


役者1人1人の表情が良く見える席で
ストーリーだけじゃなく表現・表情まで
楽しめた演劇でした(^^)♪

投稿: HY | 2007年6月 7日 (木) 07時54分

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