2020年2月14日 (金)

第173回「プールの安全」

「そこの小学生! 走るなあ!」「飛び込み禁止! プールサイドから飛び込まないで!」「ほらほら、そこの僕。悪ふざけはしないで!」「時間ですからあがってください。係員の笛の合図があるまでプールに入らないでくさい」公営のプールに行くと、ひっきりなしにハンドマイクでの怒鳴り声や注意や指示の声が流れます。とにかく聞き苦しいこと、甚だしい。1時間くらいすると、あまりに流し続けられるその騒音に慣れてしまって、気...

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第172回「子どものころの記憶」

母に尋ねたことがありました。「おじさん(母の兄)が亡くなったとき、横山のおばさん(父の従姉)が告別式に来てたよねえ?」「来てたよ」「おじさんを送るとき、おばさんに抱っこされて送ったような気がするんだけど、告別式におばさん来てたの?」「そうだよ。お前は、あの時まだ3歳だっただろ、だからねえちゃん(父の従姉なんだけれど、父の兄弟のように育ったので、父と父の兄弟は“ねえちゃん”と呼んでいます)が、お前の...

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2020年2月 9日 (日)

第171回「明徳義塾高校野球部の連帯責任」

名門、明徳義塾高校野球部の一部部員による喫煙行為、下級生に対する暴力行為が明るみに出て、全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)開幕直前に、出場を辞退するということになりました。こういった問題は、賛否両論あって、とても取り上げにくい問題なのですが、あえて取り上げることにしました。出場辞退が報道されると、さずがにここ数年甲子園を湧かせ続けてきた学校だけに、大きな社会問題となり、「一生懸命努力してきた3年...

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第170回「未知のものの恐怖 その2」

「カエルさんの声は聞こえるけど、真っ暗で見えないねえ」「うん」「カエルさんって、ゲロゲロって鳴くんだよね」「うん」「たくさん鳴いてるね」「うん。うるさい」「蓮くんと沙羅ちゃんは、カエルさん触れるんだっけ?」「うん。触れるよ」蓮はもちろん、沙羅も返事をしました。カエルを身近に見たことすらないのだから、触ったことなどあるはずがないのに、グッと恐怖心を押さえて、蓮は私に強がって見せたのです。蓮も沙羅も水...

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第169回「未知のものの恐怖」

「あいつ泳げないんじゃないの?」「? とんでもないでよ、すごく達者ですよ」「そうかい?」「どこまででも泳いで行っちゃいますよ」「? だってあいつはねえ、4つのとき鎌倉の海水浴場に連れて行ったら、海の家から一歩も外に出られないんだよ」「全然海に入れないんですか?」「違うよ。海に入れないんじゃなくて、海の家から砂浜に降りられないんだよ」「…」「わかる? 砂の上に足がおろせないの。結局、海の家から全然出...

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